「企業価値」とは、ひと言で言いますと、
たとえば今、会社を譲渡(売却)したときに、その会社が売れる「値段」を指します。
詳細は、前回記事にて解説していますので、一度ご確認いただいてもよいかもしれません。
今回は、印刷業界の事業者様向けに「企業価値診断(無料)」のご活用方法について、お伝えいたします。
印刷業界といえば、
・出版本の電子書籍化
・インターネット広告の普及
・IT技術の導入による伝票・帳票類などのペーパレス化
上記の社会経済的な動向等により、印刷需要が減少してきていると言われています。
さらに、新型コロナウイルスの感染拡大は、イベントの中止や広告需要の減少など、「チラシ」など紙媒体の販促物等の売上に深刻な影響を及ぼしたほか、雑誌の発売延期などによる出版印刷の需要低下がありました。
そんな経済環境のなか、印刷業界の変革は、どんどん「加速」しています。
主要な「変革の動向」は以下①~③にてまとめてみました。
印刷業界の「変革の動向」
①事業領域の拡大
・従来の「印刷」より川上に位置する「企画」「マーケティング」から、「印刷」納品後の広告成果までワンストップサービスの展開
・(地方印刷企業の)地域連携・自治体向けBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)
②高技術に特化した「特殊印刷(専門印刷)」
③デジタル印刷(デジタル印刷と有版印刷のハイブリットも登場)の普及
(①~③ほか、印刷業界DX化推進や、環境問題を配慮した取り組みなど、多岐にわたる)
たとえば、①事業領域の拡大についてです。
「印刷物のデザインから印刷物の納品まで」を一貫体制でやってきた事業者様はおられるかと想像しますが、「企画」「マーケティング」から自社で行うとなると、新しい領域のノウハウを取得しながらサービス展開していかなければならない大変さがあります。
一体、何をどうしたらいいのか。
自社の現在のリソース(モノ・人・カネ)で展開できるのか。
中小企業施策による支援制度などはあるのか。
こうした経営者のお悩みに応えるべく、
弊社は、まずは「企業価値診断」をおススメしています。
「企業価値診断」は、現在の自社の経営状態を「お金」で表します。
現在の自社の経営状態を知ることは、現時点での自社の取りうる「選択肢」を把握することにつながります。
上記の①事業領域の拡大でいえば、
・利益が高水準
→「企画」「マーケティング」人材確保・そのための採用活動が可能
又は既存社員への「マーケティング」教育費用への投下が可能
又は外部委託が可能
・手元預金が厚い
→「マーケティング」会社のM&Aを実行することが可能
ここに挙げたものは、「一部の」選択肢に過ぎません。
個々の事業者様によって、様々な「選択肢」があるのではないでしょうか。
さらに未来に向けて「企業価値」目標額を設定すると、現在と目標とのギャップを埋めるために必要な課題と施策を検討する余地が出てきます。
・自社の今の課題は何か
・その課題解決に必要な、優先順位が高く、実行可能な具体的な施策は何か
弊社は、
①「企業価値診断」を通じた、事業者様の「経営の見える化」と
②各事業者様のニーズに合わせた伴走サポート(マーケティング・採用/人事評価/人材育成・資金調達・M&Aなど)によって、事業者様の「次なる大きな第一歩」をサポートいたします。
弊社では、「企業価値診断」を無料にてサービス提供させていただいております。
試しに一度、弊社の「企業価値診断」を受けてみてはいかがでしょうか。
「企業価値診断」のお問い合わせ
弊社の担当コンサルタントあるいは、問い合わせページにてお問い合わせください。