経営者の皆さんが、いざ第三者に「後継者」を探そうとしたとき、
経営者の皆さんは、
「M&Aって・・・ハゲタカでしょ?」
「身売りしたって思われる」「会社を乗っ取られる」
そのような反応をされる経営者も中にはおられます。
本当にそうでしょうか。
「M&A」とひと言で言っても、特に「事業承継型のM&A」の場合、
(譲渡する会社の)会社名はそのまま継承するケースや、
(譲渡する会社の)経営者が一定期間、引継ぎ期間として残るケースなどがあります。
会社を「乗っ取る」どころか、
譲り受けた(買った)会社は、「どうしたら一緒に、さらなる成長ができるか」を
真剣に考えています。
よって、「M&A」は、
会社を残したい「譲渡(売り手)企業」と、会社を成長させたい「譲受(買い手)企業」のウィンウィン(Win-Win)の取引とも言えます。
そして、「事業承継型M&A」は、
経営者の皆さまが、ご自身の会社を「託したい」と心から想う会社(または個人)のお相手を見つけられるかが肝となってきます。
この他にも「M&Aのメリット・デメリット」をまとめましたので、
一度ご確認いただいてもよいかもしれません。
<M&Aのメリット・デメリット>
メリット | デメリット
|
事業承継の実現(廃業の防止) | 最適な相手が見つかるかどうかわからない |
雇用維持・取引先との関係維持 | 想定よりも会社の価値(譲渡価額)が
低い可能性がある |
会社譲渡による売却収入 | ― |
経営者の責任
(連帯保証・担保提供)からの解放 |
― |
事業の持続的成長・発展 | ― |
いかがだったでしょうか。
「M&Aのデメリット」である、
「最適な相手が見つからない可能性」や「会社の価値が想定より低い可能性」などは
早めに専門家に相談し準備を進めていくことで、可能性を限りなく下げていくことは可能です。
是非、M&A支援機関等の専門家にご相談いただきながら、ご検討されてみてはいかがでしょうか。
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