経営者の皆さんが、「後継者」をいざ探そうとしたとき、
経営者の皆さんは、
「うちの息子は、大企業で楽しそうに働いているから、うちの会社は継がないと思う」
「従業員には、重責を背負わせられない」
「ゆくゆくは、M&Aかな・・・・」
こうおっしゃる方が多いです。
経営者の皆さんが日々経営をされるなかで感じていらっしゃることなので、
おそらく、その感覚は当たっていることが多いと思います。
しかしながら、
事業承継M&Aの事例では、こんなケースもあります。
とある経営者さんが、
「うちの息子は、会社を継がないと思う」と想定してM&Aの交渉を進めている最中、
ご子息に事業承継M&Aの話を打ち明けたら、
「親父から話があれば、継ぐつもりだった・・・」
とご子息から言われたのです。
その経営者さんは、息子さんに遠慮して
会社を継ぐ意思を明確に確認していなかったけれど、
息子さんの心のなかでは、継ぐ意思があったのです。
この場合、進めていたM&Aの交渉も頓挫してしまいますし、
(ご子息に引き継ぐとしても)親族内承継の対応を急がなくてはなりません。
第三者承継(M&A)の検討を進める前に、
一度、経営者の皆さまが継がせたいと思う「会社の承継候補のご親族や従業員の皆さん」に「承継意思」をご確認いただくと、
「事業承継」がより円滑に進むかもしれません。
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